中古車トラブル事例
契約後のキャンセル・契約解除に関するトラブル事例
中古車売買における「契約後のキャンセル・契約解除に関するトラブル事例」をご紹介しています。
注文書に署名、捺印し、手付金を支払った翌日に、契約をキャンセルしたいと販売店に申し出ました。
①販売店に応じてもらえるのか?
②支払い済の手付金はどうなるのか?
③手付金支払っていなかった場合はどうなるのか?
●注文後キャンセル(支払い済の手付金、および販売店が実施済の整備作業費の扱い)
ユーザーは注文書に署名、捺印し、手付金を支払った2日後に、契約をキャンセルしたいと販売店に申し出ました。
一方、販売店はユーザーからの注文を受けた日のうちにエアロパーツ取付や整備の作業を開始していました。
①販売店はAさんの申し入れに応じなければならないのか?
②解約できることになった場合、支払い済の手付金はどうなるのか?
③この2日間に販売店が実施した作業に関し、販売店はユーザーに請求できるのか?
自動車売買の契約書を交わした後、にキャンセルの申し出をしたところ、販売店から「販売価格の30%相当額のキャンセル料を支払うならキャンセルに応じても良い」と言われた。このキャンセル料の請求は妥当なのか。
●契約後、クレジット支払承認が不可になった(契約成立、および支払い済の手付金の扱いについて)
ユーザーは100万円で中古車を購入することにし、現金で10万円を支払い、残金はクレジット支払いとし、販売店を通して手続きをしたが、クレジット会社の調査の結果、承認が不可となった。
① 別の方法を講じても残金を支払えと販売店から要求されるのか。
② クレジット承認不可の理由が、ユーザーの保証人に信用がないことによるものであった場合、販売店から別の信用のある保証人を立てるよう要求されるのか。
③ 支払済の10万円の返還を求めた場合、応じてもらえるのか。
④ 販売店がクレジット承認前に整備や装備取付けをしていた場合、その費用を請求されるのか。